2025.9.29
◎6F 『パーティー＆ドレスアップスタイル』
お子様のお受験は、ご家族皆様で臨まれる大切なシーン。
お母様の着こなしや基本的なマナー、小物・アクセサリーの選び方などを解説します。
お母様のお受験スタイルといえば、控えめで清楚なイメージのお受験スーツが定番。
最も支持されるカラーは、知的かつ上品な印象でほどよく高級感のある濃紺色(ネイビー)です。 面接会場や控え室など椅子に座ることが多くなるため、シワになりにくくきちんと感のあるウール又はウール混紡生地がおすすめ。春夏の説明会や見学～秋冬の試験本番まで対応できる、ジャケットとワンピースのアンサンブルタイプが人気です。
ジャケットは襟つき、ワンピースは半袖で襟なしもしくは取り外しできる襟つきデザインが多く見られます。お受験シーンでは動くことも多いため、ジャストサイズよりも適度なゆとりがある方が快適でシルエットも美しく見えます。
ジャケットの袖丈は手首より少し長めがベスト。試着の際は腕を上げ下ろしするなどしてフィット感と動きやすさをチェックしましょう。襟元は開きすぎず、丸みのある襟つきだと上品で清潔感のある柔らかな印象に。ボタンは、ジャケットと同一素材を使用したくるみボタンならフォーマル度がアップします。
ワンピースはタイト・フレア・Aラインなどデザインが豊富ですが、ご自身のスタイルに合ったものを選びましょう。
立ち座りや歩行の際にしっかり膝が隠れる着丈なら、きちんとした印象になります。特に面接時は座っている姿を見られるため、椅子に腰かけた際に膝が隠れる着丈を選ぶことが大切です。
お母様のお受験バッグは、黒の革素材のハンドバッグが基本です。ブランドロゴが目立つものは避け、シンプルなデザインを選びましょう。スリッパやお子さまの着替え、資料や書類などを入れる収納力に優れたサブバッグは必需品です。サブバッグは、床に置くこともあるため自立するタイプがおすすめ。特に横長のサブバッグは、荷物が取り出しやすく人気があります。
足元はストッキングを必ず着用し、シンプルな黒革のパンプスを合わせて。安定感のある太めのヒールで無理なく歩ける高さを選び、エナメルやスエード、装飾があしらわれたものは避けましょう。
スリッパは、つま先の開いていないシンプルなデザインで、歩く時に音が立ちにくいタイプがおすすめです。
足元のスリッパはお洋服と同じ濃紺、もしくは黒色で、派手な色やデザインが入ったものは控えましょう。少しヒール高のあるものだと姿勢も美しく見えて好印象。意外とお探しの多い、お父様用のスリッパもご用意しています。
ヘアスタイルやアクセサリーも要チェック。
お辞儀をした際に顔にかかりそうな長い髪の方は、ネイビーや黒のバレッタやシュシュで束ね、前髪で目が隠れない長さに整えましょう。ナチュラルな黒髪や上品なこげ茶色など落ち着いたカラー、メイクは華美でなく健康的に見えるナチュラルメイクで。
アクセサリーはあまりつけず、時計も派手なデザインを避けシンプルなものを選びましょう。結婚指輪はOKです。必ず持ち歩くハンカチは、清潔感のある白がおすすめです。
お受験はお子様が主役ですが、お母様をはじめ付き添われるご家族の印象も大切だと言われます。
清潔感とフォーマル性を重視しながら装飾は最小限におさえ、面接官など相手に好印象を持ってもらえるような品格のある装いをお選びください。
◆6階 パーティー＆ドレスアップスタイルでは、フォーマルアドバイザーなど専門知識をもったスペシャリストがTPOにあわせたスタイルをアドバイス。式典やレセプション、ブライダルシーンからカジュアルドレスアップまで、お気軽にご相談ください。
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