◎B1「日本の銘菓撰」
炭火手焼おかき、と聞いてどんな商品を思い浮かべますか?
きっと昔ながらの素朴でシンプルなおかきを思い浮かべるのではないでしょうか。
では、その炭火手焼おかきがどのように作られているかはご存知ですか?
炭火手焼おかき専門店の井の一は昭和10年創業。
おかきの基礎である餅生地作りから焼き上げまで、創業当時からの伝統製法を守り続けています。
そんな井の一がどのようにして炭火手焼おかきを作っているのか。こだわりはなんなのか。
ご紹介します!
こだわり① 餅本来の味を生かした生地作り
おかきの要でもある生地。
井の一のおかきは佐賀県産のヒヨクモチ米を100%使用し、蒸篭蒸しと杵つきによって濃厚な風味とコシのあるお餅を作っています。
その餅を木箱で寝かせることによって適度な通気と湿気が保たれ、餅本来の味が引き立つ生地が完成します。
こだわり② 職人技が光る、生地の自然乾燥
カットした生地を、一枚一枚丁寧に網の上に手作業で並べ、数日かけてじっくりと陰干しで自然乾燥させます。
一見すると何気ない工程に思えるかもしれませんが、実はおかきの風味や食感を大きく左右するほど重要な工程なのです。
生地を均一に乾かすためには、等間隔に並べるだけでなく、日々変化する風通しや湿度を見極めながら、乾燥時間や配置を微調整していく必要があります。
この見えない調整こそ、長年かけて培った職人の勘と技の見せどころです。
”毎日同じ”味を提供するために、”毎日違う”作業を積み重ねているのです。
こだわり③ 守り続ける伝統の手焼き
乾燥させた生地を、国産備長炭を使用した炭火で焼き上げます。
ぱちぱちという音やおかきの焼け具合によって網を引き揚げる様はまさに伝統がなせる業。
炭火と空気を交互にあてて焼き上げることで、お餅の風味をおかきの中に閉じ込めます。
こうして井の一の炭火手焼おかきはつくられ、皆さまのもとへ届けられます。
井の一の美味しさは、このこだわりがあってこそ。
次の世代の方々へ本物の「おかき」を届けたいという気持ちで、日々おかきを作り続けています。
ぜひ一度、井の一のおかきを召し上がってください!
10月16日には阪急うめだ本店 デパ地下のInstagramで工場動画もアップされます。
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