◎11月30日(日)〜12月2日(火)午前11時~午後5時
◎8F コミュニティパーク
「CURLY&Co.(カーリー)」は香川県さぬき市に本拠地を構え、カットソー縫製に特化し、半世紀以上にわたって技術の研鑽を積み重ねてきた「川北縫製」が2009年にスタートさせたオリジナルブランド。
今回は、8階紳士服洋品でお取り扱いをしています香川県発の「カーリー」がその産地で繋がりを持つ『作り手』の方々をご紹介します。
商品の展示販売はもちろんのこと、商品の「ケア」にフォーカスして長くご愛用いただけるためのアドバイス会を常時していますので、普段から疑問に思っていることなどお気軽にお声掛けください。
有限会社川北縫製 代表取締役 川北繁伸氏 談
四国の香川県で「CURLY&Co.(カーリー)」がスタートしてから、気づけば周りには同じように自分たちが作ったものを直接お客様に販売する会社も増えてきました。
その中で、川北縫製とつながりのある3社と共に、阪急うめだ本店8階コミュニティパークでイベントを開催する事となりました。
私たちは、ものづくりに対して「誇りと責任」を持ち、お客様に喜んでいただける商品を日々作っています。
ひとつひとつ丁寧に作られた商品は、作り手の私たちにとっても、とても愛着のあるものばかりです。
そんな愛着のある商品を長く、いい状態で使ってもらうために、ちょっとしたお手伝いをお願いしたいと思っています。
それが、商品の「ケア」です。もちろんいい商品にはそれなりの「ケア」が必要なことはご存知かと思います。
とは言え色々な商品がありますので「どうやってお洗濯をしたらいいの?」「お洗濯以外の普段のお手入れは必要なの?」など、疑問に思う点も多いかと思います。
そこで、今回、それぞれの会社のこだわり商品を販売しながら、各会社の代表が、ものづくりの現場に立つ身だからこそ知っている、手軽に出来る商品のお手入れ方法、そして長く愛用して頂ける、商品との付き合い方をご案内させて頂きます。
お手入れ方法はもちろん、作り手ならではの商品についての裏話も聞けるかもしれません・・・。
香川の東に「てぶくろ市」あり!137年の歴史を持つ東かがわ市の手袋産業と、進化する縫製技術
香川県は「うどん」が有名な県ではありますが、香川の東にある東かがわ市は、さしずめ「てぶくろ市」といってよいほどの手袋産地です。
東かがわ市の手袋産業は、今年で137年をむかえましたが、展開商品の多様さ、品質レベルの高さ、産地の集積度などから、国内はもとより国際的にも屈指の手袋産地となっています。
縫うということに関して技術力の高いこの地域では、その技術を基に手袋だけでなく、洋服やバックなどを製造する工場も増えていきました。
ちなみに、東かがわ市のとなり、さぬき市で「CURLY&Co.」の製造販売している川北縫製も、最初は手袋工場から始まり、その技術を活かしカットソーブランドが誕生しました。
また、香川県では漆器も有名です。香川漆器は、江戸時代に始まった歴史ある工芸品で、1976年(昭和51年)に経済産業大臣指定の伝統的工芸品として認定されています。伝統的な豪華さだけでなく、現代のライフスタイルに溶け込む「普段使いの漆器」としても人気です。豊富な色使いと手作業による一点ものの個性が魅力で、使用するほどに色合いが深まり、愛着が湧きます。食器(お椀、皿)、小物入れ、家具など多岐にわたり、デザイナーコラボ商品も増えています。「うどん」だけじゃない香川県なのです。
◆CURLY&Co.(カーリー)
「CURLY&Co.(カーリー)」はレギュラーラインでも自社工場をベースに高いクオリティを追求しながらものづくりをしています。
服作りは当然、私たちの様な縫製工場だけで完結するわけがなく、特にCURLY&Co.では素材の質感や着心地に多くのこだわりがあるため、生地の選定がとても重要です。
毎シーズンコレクションを構築する際に様々な素材をチェック、選定を繰り返しますが、その中でレギュラーのCURLY&Co.のコレクションに取り入れるには、様々な要因により、諦めざるを得ない超上質な素材、面白い素材が見つかったり、思いついたりすることがあります。
その様なこれまで採用できなかった、特別な素材を用いて、エクスクルーシブなアイテムに仕上げたのがCURLY&Co.のハイエンドライン「CURLY BLACK」です。
単に素材が高級、というわけではなく、洗練された大人カジュアルとして、着用した人の心と身体をワクワクさせてくれる様な特別な存在感を目指しています。
職人たちの誇りと洗練された技術がより感じられる「CURLY BLACK」の世界観を是非お楽しみいただければと思います。
◆福田手袋
「福田手袋」は香川県において現存する手袋工場の中で最も長い歴史を持ち、創業113年を迎えました。地域の皆さまに支えられながら、手袋づくり一筋に歩んでまいりました。
長い年月を経ても変わらぬ「誠実なものづくり」の精神を受け継ぎ、地域の産業と文化の発展に貢献しています。長く”防寒具”としての役割を果たしてきた手袋を、日常を彩る”ファッションアイテム”へと進化させました。
「レ・ミニャルディズ」は、香川県の熟練職人による国内生産にこだわった上質なアクセサリーブランドです。
ブランド名はフランス語で「小さなお菓子たち」を意味し、”日常に小さな贅沢を”という想いが込められています。
シンプルな洗練されたデザインと、上質な素材・丁寧な手仕事による確かな品質が特長です。
手にとるたびに心がときめくような、存在感のあるアイテムを提案します。贈る人にも喜ばれる、日本発のクラフトブランドです。
◆SoH
手袋ブランド「SoH」は30 ~ 40 代の向上心の強い男性をメインターゲットとし、“従来の概念を超えた新しい価値の創造”をテーマに商品企画を行っています。ベースは1963年創業の「ダイコープロダクト」が手袋の産地・香川県の本社工場で磨き深めてきたものづくりの確かな技術。その上に新たな製法や技法、機能を加え、日本ならではの感性でファッション手袋の新たな可能性を提案しています。
「なぜメンズのファッショングローブは、こんなにも自由度が少ないのか?」日本一の手袋の産地・香川県で、手袋づくりに従事してきたダイコープロダクト。レディースやスポーツ用のそれに比べ、メンズグローブのカラーや仕様、形状は、いつもお決まりの似たようなもの…。スニーカーのように、もっと自由で常識に縛られない手袋が作れないだろうか?そんな想いが、「SoH」立ち上げのきっかけでした。
いま、手袋生産の主流は海外。この地に受け継がれてきた手袋づくりの技術が衰退していく危機感もありました。難度が高く、容易に蓄積することのできない様々な技術を守り、活かし、発展させながら、新しいステージへとつなげていきたいと考えています。
そして、香川の手袋文化を守りたいという想いが私たちにはあります。
◆87.5(ハチジュウナナテンゴ)
「87.5(ハチジュウナナテンゴ)」は1946年創業の「漆器工房 川口屋漆器店」が、2015年にスタートした 漆器プロダクトブランドです。
伝統工芸の技術を用いて、「日々の暮らしの中で、幸せを感じられる道具。」 を、熟練の職人の手仕事で制作しています。
天然木を漆で仕上げることで、 耐水性・断熱性・防腐性・抗菌作用が高まり 日常使いできる道具となっています。
ブランド名は 「四国・香川産の漆器をもっと知ってもらいたい。」という想いから、 四国88箇所巡りの87→88番への道中にある工房の位置から付けられました。
ぜひ、この機会にお越しくださいませ。
スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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【イベントに関するお問合せ】
阪急うめだ本店 8階 カーリー
電話:06-6313-2083〈直通〉
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