◎4月29日(水)〜5月18日(月)※催し最終日は午後5時終了
◎8F コンテンポラリーアートギャラリー
「M 1567 T」
Mineral pigments, UV resin on canvas
H1200×800×40mm
2025
現代アーティスト 京森康平の個展 「EXPRESSION “M”」 を開催いたします。
京森は、装飾やシンボルを通して人間の欲望や権威の構造を描き出す作品で注目を集めています。宗教美術や歴史的な装飾文化から着想を得ながら、鮮やかな色彩と緻密な構成、そして独自の素材表現を組み合わせることで、強い視覚的インパクトを持つ作品を制作しています。また、エルメス主催のアートアワードでの受賞をはじめ、その独創的な表現は国内外で高く評価されています。
本展「EXPRESSION “M”」では、“M=Majesty(威厳)”をテーマに、王族や権力者を想起させる人物像をモチーフとした新作を中心に発表します。勲章、刺青、宝飾、刀剣などの象徴的なモチーフを纏ったポートレートは、装飾によって拡張された身体として描かれ、人間が歴史の中で築いてきた「威厳」や「力」のイメージを現代的な視覚言語として再構成しています。
京森の作品は、遠くからでも目を引く鮮烈な色彩と装飾的な構図によって観る者を惹きつけると同時に、その奥にある人間の欲望や社会構造への問いを内包しています。
本展では、こうした京森の代表的な表現を体感できる作品群を一堂に紹介し、装飾が持つ力とその現代的な意味を提示します。
強い存在感を放つ作品の数々を、ぜひ会場でご覧ください。
■京森康平|Kyohei Kyomori
1985年愛媛県出身。過疎地域で酪農を営む家に生まれ育ち、人口や産業が減少していく地域と一極集中型の現代都市の間の非対称性を経験する人間としての自覚をベースに、現代におけるアイデンティティのあり方と視覚性の関係を考察し、表現活動を行っている。