売場ニュース

Un/seen -真田将太朗/白谷琢磨/米山由夏-

◎7月15日(水)〜7月27日(月)※催し最終日は午後5時終了
◎8F コンテンポラリーアートギャラリー

この度、阪急うめだ本店 Contemporary Art Galleryでは真田将太朗、白谷琢磨、米山由夏によるグループ展「Un/seen」を開催いたします。

真田は重力や時間、気配など身体を取り巻く要素を風景画として抽象的に描き出し、白谷は折り紙をモチーフとしたシンプルな形状の木彫作品で緊張感や佇まいを表現し、米山は日常の風景を無機質な赤の色調で表現することで余韻と静謐さをもたらします。

本展は3名のアーティストそれぞれが表現する「見えないもの(unseen)」に着目し、見えるものと見えないものの境界を探る試みです。重力や時間、記憶、気配など、目には見えずとも確かに私たちの日常を支えています。
その存在に目を向けることは、不確かさの中にある確かさを見出し、私たちを静かな安心感へと導くでしょう。

真田将太朗「FUJI」
Acrylic on canvas
H1303×W1620 mm
2026

真田将太朗|Shotaro Sanada

画家、2000年生まれ。
東京藝術大学美術学部卒、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。
株式会社 SANADA WORKS 代表取締役、赫赫共同代表
重力と時間を縦方向の筆致で描く「新しい風景」を主題とした抽象絵画を制作。Art Olympia 2022、東京藝大アートフェス優秀賞、ベストデビュタントオブザイヤー2025など受賞多数。JR長野駅の永久常設壁画やJR上野駅構内の30m級壁画をはじめ、常設作品は50点を超える。Google Japan、Y's、Aquascutumとのコラボ作品や、Super Formula、Super GT、ミラノ・コルティナ冬季五輪2026 スキークロス日本代表のヘルメットデザインも担当。
近年はGINZA SIX 銀座蔦屋書店、Tokyo International Gallery、阪急うめだ本店、台湾新光三越などで個展を開催。OSAKA Art & Design 2025では阪急阪神グループのメイン作家に選出、百貨店史上最大級の個展と新装フロア全体のアートディレクションを手掛けた。


白谷琢磨「神虎」
檜 漆 岩絵具 黒箔
H1150×W1020×D370 mm
2026

白谷琢磨|Takuma Shiratani

1994年 佐賀県生まれ
2019年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2021年 同大学院美術研究科彫刻専攻修了
主に木彫作品の制作、発表を行う。
折り紙をモチーフとし、シンプルな構造ながら、檜や漆、岩絵の具といった時代の風雪に耐えうる素材で制作することで、未来へと続く祈りに昇華させる制作を試みる。


米山由夏「Gallery Cafe」
oil on canvas
H910×W1167 mm
2026

米山由夏|Yuka Yoneyama

1999年 静岡県生まれ
2021年 東京藝術大学 安宅賞 受賞
2023年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2025年 東京藝術大学大学院 油画技法・材料研究室 修了
実際に見た風景や日常の瞬間を図形的に捉え、抽象と具象を行き来する感覚を与えながら赤い油彩で描いている。被覆力の高い赤で描かれた重厚感あるグラデーションの空間と、支持体の白をそのまま残した抽象性も含む形による画面構成は、キャンバス側面にまで意識が続いている。地と図の関係の曖昧さやオブジェクトの素材にも興味を寄せながら、独自の感覚で情報を取捨選択した空間を絵画に置き換えている。

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