◎7F キッチン&ダイニング
京都の老舗「有次」のおでん鍋と、おでんの歴史・出汁の秘密
心も体もぽかぽかに!冬のお楽しみ「おでん」の季節がやってきた
肌寒くなる季節、恋しくなるのが温かい「おでん」です。お鍋から立ち上る出汁の香りと、じんわり味の染み込んだ具材は、体を温め心をほっと和ませてくれます。今回は、本格的なおでん体験を演出する京都の老舗「有次(ありつぐ)」のおでん鍋を中心に、その魅力とおでんの歴史をご紹介いたします。
京都錦市場の老舗「有次」と、こだわりの鍋
永楽3年(1560年)、藤原有次によって刀鍛冶として創業された「有次」。代々受け継がれてきた確かな技術は現在も調理道具に息づいており、京都の食文化を支える錦市場で長年愛され続けています。
有次の鍋は、銅や真鍮、アルミなどの素材を職人が丹念に叩き上げて作られています。優れた熱伝導性により鍋全体へ均一に火が通るため、出汁の風味を損なうことなく、具材本来の旨みを引き出します。打出しの美しい陰影と相まって、使い込むほどに味わいが増す一生ものの調理道具です。