阪急うめだ本店「英国フェア2025」出張日記 Vol.3

皆さんこんにちは!英国フェア担当の松永です。 出張日記Vol.3はコッツウォルズ最終日です。
2003、2004年の英国フェアに来ていただいたアーティストのマシュー・ライスさんにお会いすることができました。彼が描くカントリーサイドの魅力を感じる作品は、英国や日本でも人気の「エマブリッジ・ウォーター」のデザインにも使用されています。2004年は林さんが阪急の「英国フェア」にコーディネーターとして携わられた初めての年でもあり、実に約20年ぶりの再会でした。

その当時、私はまだ小学校高学年でした・・・時の流れを感じます。

当時の写真、広告も出てきました。 今の祝祭広場がなかった、建て替え前の7階催場の写真。懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。この年は“カントリーサイド”をテーマに、描き下ろしていただいたマシュー・ライスさんの作品が、メインビジュアルでした。 正にこの作品、英国カントリーサイドの美しく、のどかな暮らしを体現しています。
お邪魔しましたのは、現在マシュー・ライスさんが運営されている“ハムコート”という施設です。オックスフォードシャーのバンプトン近くにあり、かつて1320年にペンブローク伯爵によって建てられたバンプトン城の門番地でした。30エーカーの敷地には、城の堀・壁に囲まれた家庭菜園・果樹園などがあります。 古代のコッツウォルズストーンの納屋を改築した明るく風通しの良い空間で、ワークショップを開催されたり、庭と敷地は多くの有名なファッションブランドによって写真撮影の場としても利用されているようです

「エマブリッジ・ウォーター」の陶器や、過去・現在の作品も一堂に見ることができ、圧巻の空間!マシューさんが日常の作業スペースとして使用している場所では、その仕事ぶりやクリエイティブな雰囲気が漂っています。

ご自身で栽培された野菜を使った手料理も振る舞っていただきました。絵を描くだけでなく、料理も上手で、ピアノも弾けたりと正にアーティストです。実はお嬢様がサーカスをされていて、ハムコートにテントが張られていました。また、マシューさんのお母さんもアーティストで家族みんなが才覚に溢れています。 なかなか、訪れることができない空間を感じることができ、とても貴重な経験になりました。

こうして20年の時を経てお会いできたのも、お客様や出展者の方々、林さん、これまでの担当者、みんなに支られてフェアが続いてこられたおかげだと、つくづく感じました。

8月19日(火)夜には「英国フェア2025」のテーマを発表させていただきますので、お楽しみにお待ちください!!

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