2025.6.7
◎6月25日(水)～7月8日(火)まで
◎7F コトコトステージ71
明治時代から続き名窯として知られる「青泉窯」。
370年前の古九谷の時代から伝わる「型打ち技法」を受け継ぎその窯に眠る型を修復・再生し、新たなインスピレーションを得た現代の九谷焼作家がシンプルな白磁として復活させた器たちは、日常にも取り入れやすく、暮らしに新しい楽しみをもたらしてくれます。
今回は白磁の器に加え、漆器や織物なども交えて暮らしへの取り入れ方や楽しみ方をご紹介します。
また、土日は絵付け体験ができるワークショップもご用意しております。
明治元年に初代 北出宇与門によって加賀市栄谷の地に北出窯として興され、後に現代の九谷焼に大きな影響を与えた北出塔次郎や北出不二雄を輩出することになる、九谷焼の歴史において重要な窯元です。
2014年の北出不二雄の他界後、青泉窯は休止状態が続いてますが、加賀九谷陶磁器協同組合や地元有志の集いにより、現代における加賀九谷焼文化の発信・若手育成の場所として再生プロジェクトがスタートしています。
左から：陽刻菊皿 16,500円、線文捩り小皿 7,700円、陽刻桃形皿 11,000円
青泉窯あった古い型を修復し、現代の作家が制作した作品です。通常のロクロ成形にはない型打ち特有の模様や形をお楽しみください。
左から：赤絵花文つば型豆皿 16,500円、青手どんぐり文角珍味入 8,800円、色絵唐子図木瓜皿 16,500円
青泉窯が稼働していた時期に制作された作品です。
形やデザインは50年以上前のものとなっていますが、現代の生活にも合わせやすい作品です。
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