『エリック・カールのはじめてであうことば１００』

エリック・カール 絵

偕成社

何か新しいことをはじめたくなる4月。

子どもと一緒に英語を身近に感じるのはいかがでしょう。

2025年1月に出版されたこちらの絵本を今回はご紹介します。

『エリック・カールのはじめてであうことば１００』

身近な英語と日本語で描かれる１００の言葉をはらぺこあおむしの作者、エリック・カールさんが描いています。

「いえのまわり」「うみ」「どうぶつえん」「まち」「こうえん」など見開き1ページ、７つのテーマがあり、絵と日本語、英語、そしてカタカナで英語の読み方が書いてあります。

そしてページの中にめくりのしかけがあり、「まち」のなかのゴミ箱をめくってみるとねずみが描かれていたり、おうちのドアをめるとおじいさんが椅子にすわっていたりと、楽しいしかけに子どもたちも夢中に。

そしてなんと、どのページにも「はらぺこあおむし」が隠れているんです！これは日本語オリジナルだそう！

しかもあおむし、ねむっていたり！あおむしに食べられた後のいちごがあったり。

エリック・カールさん好きとしては、この絵はこの絵本のこの絵にきっとちがいない！なんて発見もあって何度もめくって楽しんでしまいます。

ボードブックなのも安心ですね。

英語においては、二つ以上書かれているものは複数形になっていたり、rとlの音を区別するためにひらがなで表記されていたりと、読み方の目安があるのもうれしい。

子どもたちの柔らかな脳には、英語だから、日本語だからの区別なく自然と親しめるのではないでしょうか。

改めて英語の勉強を始めた私。楽しみながら英語の勉強ができる一冊だなーとお迎えしました。プレゼントにも喜ばれそうです。