VOL.1

2022.02.01

今回のメモを書いたのは バレンタインチョコレート博覧会を企画するフードバイヤー!

フードマーケティング部
稲垣 めぐみいながき めぐみ

今年のテーマは・・・

今年のテーマは「チョコレートでつながる、しあわせ。」カカオとチョコレートを通して、たくさんの人の気持ちがつながる、みんながハッピーになる。 商品の美味しさだけでなく、チョコレートに関わるたくさんの人の想いも届けていきたい。そんな気持ちで今回のイベントを企画しました。

カカオの新しい可能性!

突然ですが、皆さんはカカオから生まれるものって何を思い浮かべますか? チョコレート、ココア…きっと多くの方はこの2つを思い浮かべられるのではないしょうか。 実は、最近カカオの可能性を広げようと様々な商品が開発されています。 そのうちのひとつがこちら。“カカオ醤(ジャン)”です。

カカオと醤油の出会い!?

この“カカオ醤”は、チョコレートソムリエで阪急うめだ本店のバレンタインチョコレート博覧会のコーディネーターでもある札谷加奈子(さつたにかなこ)さんが企画し、4年越しに完成させた商品です。和歌山の「湯浅醤油」と、カカオの収穫からチョコレートの完成まで一貫して手がける「エリタージュ」とのコラボレーションによって実現しました。 明治時代から続く昔ながらの製法で作られた醤油にローストしたカカオを漬け込み、熟成させることで出来たこの”カカオ醤”。 香りや風味、コクといった甘さ以外のカカオの魅力が楽しめる一品。お刺身につけたり、お肉料理のソースにしたり、そのままお酒のおつまみとしても食べていただけるので、料理好きな方へのギフトや晩酌のお供にもおすすめです!

カカオがつなぐGoodな世界

この”カカオ醤”のように、日本の伝統的な食品とのコラボレーションによってカカオを楽しんでいただける人や機会が増えていけば、カカオの活躍の場が広がり、バレンタイン期間以外でも安定して収益として還元できることで生産国にお金が入ってその国の発展にも貢献できるなと思っています。そんな活動が増えると、お客様にとっても楽しみの選択肢が増え、「みんなにとって良い」循環をつくる取り組みになると実感しました。

カカオ農家さんに「ありがとう」を伝えたい!

さて、今回の”カカオ醤”を開発した札谷加奈子さんがベトナム産地ツアーを企画され、私稲垣も同行させていただきました。 その中で感じたことは、現地のカカオ農家の方々はカカオが大好きでとても大切に育てているということ。そして、農家の方々は自分たちのカカオが日本でどうやって楽しまれているか興味はあるけれど知る機会がないということ。 そこで、今年のバレンタインチョコレート博覧会では、皆様からいただいた感想をカカオ農家にお手紙で届ける「カカオサンクスレター」という取り組みを企画しました。参加方法は、阪急うめだ本店9階祝祭広場内の「カカオワールド」に設置されている場所で、メッセージを書いて投函するだけ。言葉は日本語でも、英語でも大丈夫です。もしこの記事をイベント開催中に見てくださっている方は、ぜひご来店いただきご参加ください。

私が描く“Good”な世界

3年間、このイベントに携わってきて、お客様からいただく感想や励ましの言葉に私は何度も元気を貰い、誰かの笑顔に繋がる仕事に携われてよかったと心から感じています。なので次は私が、カカオ農家の方々にその感動をお伝えしたいと思っています。 チョコレートづくりに携わっている人々の想いを届けたい。そしてそれが誰かの幸せに繋がって、その幸せがまたチョコレートづくりに携わっている人々の幸せに繋がる。そんなGoodな連鎖を阪急うめだ本店バレンタインチョコレート博覧会で実現していきたいです。
お気に入りのチョコのパッケージをスマホケースとして再利用してみました。 ※こちらのカタログの配布は終了しております。

PROFILE
 
稲垣めぐみ

2015年入社。洋菓子・ベーカリー販売部に配属後、フードマーケティング部に異動し『バレンタインチョコレート博覧会』を担当している。

@hankyu_choco

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